こんにちは!おおば歯科クリニックです。

 

今回は歯石がつきやすい人とつきにくい人の違いについてお話して いきます。

患者様から、『毎日歯ブラシをしているのに歯石がついてしまう』 と相談していただくことよくあります。

 

そもそも歯石とは?

歯石はお口の中に残った歯垢(プラーク)細菌の塊が時間をかけて 石のように硬くなってしまったものです。
表面がザラザラしている軽石のような物なので、汚れがついてしま いやすく細菌が繁殖しやすくなります。 そのため、歯周病や口臭の原因になってしまいます。
また、歯石自体は酸や毒素を出しませんが、表面がザラザラしてい るので汚れがつきやすく、細菌が増殖しやすい環境になり、歯周病 や口臭の原因になってしまいます。

 

歯石取りのクリーニング後よくどのくらいで歯石になってしまう か?とよく質問していただくことがあります。

 

歯石になる前の歯垢は食事後およそ4~8時間ほどで作られます。 その歯垢が48時間~72時間の約2、3日経過すると歯石となり 固まってしまいます。歯垢の段階で歯ブラシで綺麗にできていれば 取り除くことができますが、、、歯ブラシの届きにくい場所や磨き 残しがいつもある場所は知らない間に歯石になってしまっているか もしれません
細菌が歯石となる時間はおおよそ2、3日ですが
歯石のつきやすさは個人差があります!

 

歯石のつきやすい人はこんな特徴があります!

  1. 唾液がアルカリ性に近い 唾液に含まれるミネラル成分は、アルカリ性に近い唾液の方がより 多く含まれるので、唾液がアルカリ性に近いほど歯石になりやすい 環境になります
  2. 食事がアルカリ性食品(野菜・海藻・果物・きのこ・大豆など) ばかりに偏っている人 アルカリ性に近い唾液に含まれる「ミネラル成分」には、歯垢を歯 石にするのを促進する作用があるためです
  3. 唾液がサラサラしている人 ネバネバとしている唾液よりもさらさらと粘着力の弱い唾液の方 が、歯垢が再石灰化しやすいともいわれています。
    歯石の元の歯垢がつきやすい習慣にも要注意です!

●甘いものが好きでよく食べる

●柔らかいものをよく食べる
●間食が多い
●歯ブラシのみで磨いている

 

甘いものは糖分がとても多く含まれています。糖分は、お口の中の 細菌たちの栄養となり、甘いものばかり食べているとそれだけで口 内細菌を元気にしてどんどん繁殖させてしまいます。 また、柔らかい食べ物は粘り気があることが多いので、歯や歯ぐき のすき間などに汚れがくっつきやすいです さらに間食が多いと、常に食べものが口の中にあることになり、お 口の中の細菌の繁殖や歯垢を増やす原因になります。 歯ブラシだけでは歯と歯の間を綺麗にするのが難しいです デンタルフロスや歯間ブラシを使うようにしましょう

 

▲歯石がつきやすいところ5選!

◇歯と歯の隙間
◇歯と歯ぐきの隙間
◇上の奥歯
◇上の前歯の外側
◇下の前歯の裏側

 

■歯石がつきやすい人の陥りやすい罠!?

 

実は先ほどのアルカリ性により近い唾液は、口内の細菌が繁殖しや すい酸をアルカリ性で中和したり、酸で溶けてしまった歯を修復す る作用もあるため、アルカリ性に近い唾液を持つ人は虫歯になりに くいともいわれているため利点でもあります。 歯石がつきやすい人の唾液はアルカリ性であることから、口の中の 酸を中和することで虫歯になりにくい傾向があるのです そのため歯石がたまりやすい人はあまり虫歯がないことが多かった りします。 ですが、虫歯のように痛みがないと歯石がついていることに気づか ず、、歯石を長い間放置してしまうことがあります。 そのため気付かずに歯周病になって進行してしまうという事態が起 きます。 痛みが出ない歯周病、、、なかなか痛くないと歯医者に行こうと思 わない方が多いですよね そのため定期的な検診、クリーニングが重要になってきます。
歯石を溜めないためには
しっかりとしたブラッシング習慣プラス歯と歯の間のケア
定期的なクリーニングで予防していきましょう!
来院お待ちしております(^^)

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