ラミネートベニアのメリット、デメリット
こんにちは!歯科医師の大場です!
今回は以前にもブログにて書かせていただいたラミネートべニアに関して
話をしていきたいと思います。
まず先日、元ヨーロッパ審美歯科学会会長のDr.Bernard Touatiの講演会に参加してきました。
その講演の中でも度々登場してきたのがラミネートべニアという治療でした!
ここ最近私自身も自分の臨床の中でラミネートベニアの治療が重なったりすることもあり
今回テーマにしてみようかなと思いました。
特に講演の中で何度もおっしゃられていたのが
なるべく歯の削る量を少なくするということでした。
時には適応症例であれば、ノンプレップベニアという全く歯を削らないで
薄いセラミックを前歯に貼り付けるという治療も行うべきと話されていました。
ラミネートベニアは主に前歯の審美歯科の分野で力を発揮する治療になります。
メリット、デメリットをまとめると
メリット
- 歯の切削量が少ない
- 見た目が良くなる
- 歯の強度の上昇
- 保険の被せ物に比べて虫歯にもなりにくい
デメリット
- かけるリスクはある
- 自由診療になるので治療費がかかる
- 技術的な難易度が高い
欧米では日本よりも審美歯科の需要がやはり多く
このラミネートベニアの需要が本当に多いです。
ただここ最近日本でもだいぶ歯に対する意識が変わってきたと感じています。
マウスピース矯正をはじめ、セラミック治療、ホワイトニングなどの
需要が少しずつ増えてきていると思います。
私個人の実感としても以前よりも患者さんも増えてきたなと感じていますし
何よりも1番前歯の審美治療を終えた方が
喜んでくれる方が多いように感じます!
ラミネートベニアはもちろん多少歯は削ることになりますが
非常に形も、色、表面性状も変えることができ
おすすめできる治療になります!
ぜひご自身の前歯の形などが気になるという方がいらっしゃれば
1度当院にご相談にいらしてください!