インプラント治療の期間について
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
おおば歯科クリニックの大場です。
2025年もスタッフ一同坂戸の歯科医療に
貢献していきたいと思っております。
今回のブログはインプラント治療の期間についてです。
実際に当院の患者様からもどのぐらいの治療期間がかかりますか?
というご質問を多数受けます。
少し前まではインプラント治療は
歯を抜いてから6ヶ月間
その後にインプラントを入れてから4ヶ月から半年待ってから
歯が入るというのがスタンダードな考え方でした。
ただインプラント治療も近年アップデートが続けられています。
- インプラントの表面性上の改善
インプラントの表面性上の研究も進み、骨とも結合(オッセオインテグレーション)の期間が
短縮されています。近年ではナノレベルの表面加工が行われ、骨細胞が活性化され、骨の形成が
さらに促進されることが報告されています。
- インプラントの親水性の向上
親水性が高まることにより、インプラント表面に血液やタンパクの吸着が早くなり
骨結合が早まります。
- デジタルガイドサージェリーによる精密な手術
当院でも取り入れているCTやデジタルスキャナーを活用し、
しっかりと精密な骨の状態を検査した上でデジタルプランニングをし
埋入ポジションを決定します。またサージカルガイドを作成することで
精密な位置に埋入することで、骨の表面積が最大化し、治癒の促進します。
上記の観点から
現在のインプラントでは3ー4ヶ月ぐらいの期間で治療が完成するケースも出てきます。
場合によってはあオペ当日から仮歯まで入るインプラントなどもあります。
骨の状況によっては
抜歯即時埋入という手法を用いて、歯を抜いたと同時に
そのままインプラントの埋入まで行うという手法です。
ただインプラント体の進歩だけでは補えない部分もあります。
重要なのは、そのオペ自体が可能なのか
診査診断が非常に重要になってきます。
術前にレントゲン、口の中の検査を正確に行い
CTを確認することで骨の状況を把握し
どのようなオペを行うべきか
診断する力が大切になってきます。
術前の状態が良くない場合には
従来通りしっかりと期間をとって
インプラントのオペに臨む方がいいケースもあります。
ここの診断が適切にできるクリニック選びをしましょう。
現在インプラント治療を検討している方がいらっしゃいましたら
ぜひ1度当院にご相談にいらしてください。