インプラント難症例について
ここの所、公私共に非常に忙しくその上夏風邪をこじらせてしまいました。
(家族には顰蹙をかい家の中では小さくなっています)
どうか皆さんも体調の管理には十分注意してください!
ところで、筆不精の私ですがブログの更新がここの所非常に多いと思いませんでしょうか?
書かなければならない内容が結構あり原稿が溜まってきました。(その内また月1とかに
なるかもしれませんが...。)
今日の内容は、インプラントについてです。
多分、難症例になるのではないかと思います。
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これは、58歳の女性のレントゲン写真です。
昨年の12月に右上(レントゲンで向かって左側)の4・6番のブリッジの2本を抜歯し
その日に2・3・4・5番の部位に4本のインプラントを埋入しました。
そして4ヶ月後の3月に奥の6番の部位にソケットリフトという手技を使いインプラントを
時間差で埋入しました。
今回、抜歯即時埋入とマイサーというトンカチのような物を使わないでソケットリフトを
行うという2つの新しい手技を使いました。
抜歯即時埋入は、別々に行えば期間も長くなりしかも2度外科処置を行う事になり体に
負担がかかってきます。
また、マイサーというトンカチのような器具を使用してのソケットリフトは骨を叩く
為頭にガンガン響きます。
このように当院では高度な技術によりできる限り体に負担をかけない手術を行うよう
心がけてここまでできるようになってきました。
術前の口腔内です
インプラントが入った状態です
最終補綴物が入った状態です
上の写真のようになりました。
以前にもブログでも書きましたが、医療の技術は日進月歩で進んでおります。
当院もその流れに遅れないよう私自身研鑽を積んでいかなければと日々努力
をしているところです。
2011.7.30 院 長