こんにちは!歯科医師の大場です!

 

今回は歯を磨いていても虫歯になるの?

というテーマでお話ししていきたいと思います!

 

結論、なってしまうこともあります。

 

以前にブログでもお話ししてきたように歯ブラシが重要なことは

何回もお話ししてきました。

 

まずここからなぜ虫歯になるのか??について話していきます、

虫歯の成り立ちを簡単に説明すると

虫歯菌が口の中に入ってきた糖質を代謝をすることによって

酸を作ります。それが歯の表面のバイオフィルムというものの中で行われると

歯を溶かしていき、虫歯になってしまうのです。

 

そこでその歯の溶けるのはいつなのかということですが

 

ここで出てくるのが、小学校の時などに理科などの授業で習った

PH というものです!

酸性とかアルカリとか中性とかなんとなく聞きましたよね?

 

私も理科とか化学は苦手でした、、、、

 

ただそんな難しい話はしないので

 

このPHがある一定の数値、(5.5)を下回ると

歯が溶ける脱灰という現象が起こります。

 

ただ人間というのはすごいもので

これに対して口の中の環境をアルカリに戻そうとする力もあります。

この時に活躍してくれるのが、唾(唾液)なのです!

 

この現象を大きく再石灰化といい

これは歯磨き粉などにも入っているフッ素もこの力があります!

なので虫歯予防にはフッ素入りの歯磨き粉を使用することが大事なんです。

 

ここを考えると

いくら1日2回ー3回歯ブラシを頑張っても

糖質を摂取する機会があまりにも多いと

口の中がズーーっと酸性の環境になり

虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

まあそんな極端な人は珍しいと思うのですが

 

虫歯の原因の一つとして

食習慣というものがキーワードにもなってきます!

 

ですので当院でもの最近ここで

虫歯のリスクが高い方には食生活に関しても指導も力を入れ始めました。

 

当院では適切な食事、歯ブラシをすることで、本当の予防歯科に取り組んでいます!

 

もし、なんでしっかり歯ブラシもしてて定期検診にも行っているのに

虫歯になりやすいんだろうと感じている方は

1度、食生活の方をアドバイスしてもらうといいかもしれません。

 

当院でもいつでもご相談はお待ちしています!

おおば歯科クリニック