かかりつけ歯科医機能強化型診療所(か強診)のメリットデメリット
こんにちは!歯科医師の大場です!
今回は前回に引き続きかかりつけ歯科医機能強化型診療所(か強診)の
メリットデメリットについてまとめていきたいと思います。
前回は大まかなお話をさせていただきましたが
今回は簡単にわかりやすくまとめていきたいと思います。
メリット
- 毎月保険適応でメンテナンスが受診できる
- フッ素塗布も毎月保険適応で行うことが可能
- 他機関との連携が適切に取れている
- 施設基準が厳しいので、適切な衛生環境下(例えば口腔外バキュームがあるとか)で治療を受けることができます。
デメリット
- 一回の受診の患者さん側の自己負担額が増加する
端的にまとめるとこういった形になります。
やはりいいことばかりではなく、デメリットになる部分も正直にあります。
このか強診の認定基準は厳しいもので
全国の歯科医院でもまだ10%程度しか認可されていないのです。
それもあってか保険点数も少し普通の歯科医院と比べると高くなります。
ただこの認定基準が厳しい分、しっかりとした環境下で
定期検診を受診できることはメリットであると思います。
適切な講習や研修等を受講し
様々な設備がきちんと整備されていて、他の医療機関とも
きちんと連携が取れるので
安心して来院していただけます。
やはり今歯科の定期検診をしっかり受診することで
自分の歯を残す重要性が明確になってきています。
糖尿病や脳血管疾患などの全身疾患と歯周病との関連性。
認知症の発症率にも関連があるなどとも言われています。
今後平均寿命もより長くなっていく傾向や高齢化社会を迎えるにあたって
自分自身の健康をしっかりと維持していくには
やはりまず食事が大事になってきます。
そこで大事なのが咬むための歯なのです!
ここをいかに大事にするかで、今後の人生が大きく変わっていくと
当院では考えています。
当院でもお口の健康の向上を通じて
全身の健康の向上に寄与していければと今後も精進していきたいと思っております。