こんにちは!歯科医師の大場です。

 

今回はこの度、おおば歯科クリニックが

厚生労働省より「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)として認可されました。

 

まずはかかりつけってよく聞く言葉ですが

かかりつけ歯科医とはなんなのかと言いますと

安全で安心の歯科治療の提供を行い、医療や介護に関して幅広い知識と

見識を備えた歯科医師のことを言います。

 

具体的には、各ライフステージに応じた歯科医療と保険指導を提供し

行政と協力し、地域住民のための保険活動を実施する。

また他職種と連携し、在宅医療や、介護サービスなどを提供すると言う役割を担っています。

 

現在日本では少子高齢化が進むとともに、近年こどものう蝕減少、

高齢者における残存歯の増加とう蝕の増加、歯周疾患患者の増加

全身疾患のある患者の増加という変化が起きています。

 

この状況に対応すべく、国としても

今までの何かあったら治療を受けるというスタイルから

予防、もちろん治療、その後の管理から医療機関同士の連携というものの

重要性を強くなっています。

 

この背景から平成28年よりかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所が新設されました。

 

やはりかかりつけの歯科があり定期的に検診に通うことで

新しい虫歯ができにくい、残存歯数が多い、そして将来的な医療費も低くなる

という研究データもあります。

 

ただやはり施設基準が厳しく

全国でもまだ数%しか認可を受けていない状況です。

 

ただ当院としても

この坂戸という地域に開業して29年。

より一層地域の皆様の歯科医療を通じて、健康の寄与に貢献したいという思いから

この度施設の基準をきちんと整備し、認可をいただきました。

 

これにより今まで保険適用での定期検診が3ヶ月に1度しか通えなかったのが

毎月保険診療によって通院ができるようになりました。

またフッ素塗布も保険適用になったので虫歯になりやすい方や

お子様の歯を守ることもできます。

 

まだ認可が降りたばかりで、当院もドタバタしており

ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが

より一層日々の診療に励んでいきますので

今後ともよろしくお願いいたします。

おおば歯科クリニック