こんにちは!歯科医師の大場です!

 

今回は今更インプラントってできるの?

あとからインプラントってできるの?と

患者さんからもよく聞かれるので

それに対してお話ししていきたいと思います!

 

まず結論から申し上げますと

答えは  YES         です!

 

基本的に後からでも、インプラントはできます。

ただし歯を抜いてから年月が経過している

場合に、歯槽骨というインプラント体を

埋め込む骨の土台が吸収してしまって

骨を増やすオペが追加で必要になる場合があります。

 

なので外科処置の回数が増えるのと

治療期間は長くなってしまいます。

 

少し詳しくお話しすると

上顎の奥歯の場合、その骨のすぐ上に上顎洞という副鼻腔があります。

わかりやすくいうと鼻と繋がっていて鼻水がたまる場所ですね。

 

ここを何も考えずにインプラントのドリルをしてしまうと

骨が吸収してしまっている場合に

その粘膜を破ってしまうリスクがあります。

そういった場合には上顎洞底挙上術(サイナスリフト、ソケットリフト)

というオペが必要になり

骨を作る必要があります。

 

またそのほかにインプラントに必要な骨が足りない場合には

GBRという骨を増やす必要があります。

 

こういった理由から

何かしらの理由で自分の歯を抜歯をしなくてはいけなくなった

時に、インプラントを早めに選択するということは

メリットになってきます。

 

歯を抜いてから年月がたてば経つほど

骨は吸収していってしまうので

手術が複雑にもなり、治療期間も長くなり

患者さんの負担も大きくなってきます。

 

また年齢を重ねていくうちに

もしも全身的な疾患にかかってしまうこともあると思います。

例えば糖尿病や、骨粗鬆症になってしまうと

インプラント自体ができなくなる可能性もあります。

体力的な問題も出てきます。。

 

もし自分の歯みたいにご飯を美味しく食べたい、見た目を自然にしたい

というお気持ちがあるならば

早めに決断するというのも一つかもしれません。

 

もしインプラント治療でお悩みの方がいらっしゃれば

一度当院にご相談にいらしてください。

おおば歯科クリニック