こんにちは!歯科医師の大場です!

今回は当院の栄養士によるアドバイスをもとに

書いています!

テーマは糖尿病の食事対策です!

 

近年歯周病と全身疾患の関連性が注目されています。

特に糖尿病に関しては歯周病と双方に関係してきます。

 

歯周病が悪くなれば糖尿病にも悪影響を及ぼし

糖尿が悪化すれば歯周病も悪化していくのです!

 

糖尿病になってしまう人は年々増加傾向にありますが

糖というものはエネルギーなので、体の中になくてはならないものです。

しかし多くの人は毎日の生活の中で、必要以上に糖をとっています。

その結果、人間の体にはインスリンという血糖値をい下げるホルモンが

膵臓という臓器から分泌されるのですが

ここの機能が壊れてしまいます。その結果血糖値がどんどん

上がってしまい、糖尿病になってしまうのです。

血糖値の上昇は動脈硬化の一因にもなります。

 

糖尿病の方は体の免疫力が下がってしまうため、

歯周病の細菌に体が負けてしまうのです。

 

とにかく糖尿に関しても予防が重要です!

そうならないためにも食事が非常に大切です。

ここで血糖値の上昇を抑えることが大切です。

 

今回はこの食事に関して糖尿にいいものを

ご紹介していきたいと思います。

 

ご飯は白米より玄米または胚芽米がよく、インスリンをサポートする

栄養素で血糖値を下げてくれます。

 

食物繊維が豊富な野菜、海藻、きのこなどの

低エネルギー食も糖尿病におすすめです。

緑黄色野菜ーほうれん草、小松菜、トマト、ピーマン、かぼちゃ、人参など

海藻類ーわかめ、めかぶ、昆布など

キノコ類ー舞茸、エリンギ、椎茸、えのきなど

特に舞茸は食物繊維が豊富に含まれます。インスリンそのものの材料になると

亜鉛と血糖値の上昇を抑えるマグネシウムという二つの栄養素が多く含まれています。

 

ビタミンB1を多く含む豚肉の赤みは糖の代謝にとても大切な栄養素です。

豚肉とビタミンB1の吸収を早める食材としては

ニンニク、玉ねぎ、ニラを一緒に摂取すると非常に効果的です。

 

青魚ーアジ、さば、サンマ

 

飲み物ー緑茶、牛乳、コーヒーなど

 

汁物は薄味のものを1日1回が目安です。

 

これらの材料を毎食に取り入れて献立を立てることが効果的です。

 

そして大事なのは1日3食を規律正しくほぼ均等に食べることで

血糖値の変動リズムが保てれ、血糖値のコントロールがしやすくなります。

就寝前3時間以上あけることで就寝中の高血糖を防げます。

また1回の食事をよく噛んでゆっくりと

食べることが大事です。

 

食人も順番は 野菜、海藻、きのこ類ー肉、魚ーご飯

の順番で食べるといいです。

 

人の体は口からとったもので作られています。

食生活の改善で血糖値を下げて

糖尿病にならない体を作ることは十分可能です。

今日から意識して取り組んでみましょう!

 

 

おおば歯科クリニック