こんにちは!歯科医師の大場です!

今回は前回の歯が溶ける?に関連して歯がすり減るということについてお話ししたい

と思います。

 

今回は歯が歯ブラシによって負けてしまうという内容です。

みなさん割と歯医者にくる主訴で多いのが

歯が染みるという内容です。

 

これの原因が虫歯ではなく、知覚過敏であることが多いのです。

 

これは正しいブラシができていないために

歯ブラシの圧が強すぎることによって

歯茎付近の歯の根本の部分がどんどんすり減っていき

歯の中の象牙質というところが口の中の

厳しい環境にさらされてしまうことにより冷たいものとかを

食べたり飲んだりすると染みるという症状が出るのです。

 

ここのすり減ってしまった部分のことをくさび状欠損と言います。

 

先ほど歯ブラシでこの現象が生じるというお話しをしましたが

これはアメリカの方の学会ででた結論です。

確かにいろんな研究から歯ブラシによって

歯がすり減ってしまうという研究は出ています。

 

ただ日本の歯科においては、それだけが原因ではないのではと言われています。

 

例えば現代社会を生きるのは非常にストレスがかかっています。

そのせいで夜間寝ている間にギリギリ歯軋りをすることによって

ストレスを発散していると言われます。

 

その影響もあってか、応力が歯の根本の部分に加わり

ひずみが生じることによりくさび状欠損が生じるとか

またはそれと歯ブラシと複合的に絡んだ結果じゃないかと言われています。

 

私個人的にも、歯ブラシだけではなく

食いしばりも関係してるんではないかと考えております。

 

ですので当院としましては

適切なブラッシンぐ方法をまず一緒に確認して

必要に応じては。夜間寝る際にマウスピースを着用していただく場合もあります。

 

あとはその部分に詰め物をしたり、歯茎を外科的に移植して症状の

改善を試みることもあります。

 

症状の程度により、治療方法には様々な選択肢がありますので

どこか症状がある人も、何か大事になるまえに

かかりつけの歯医者に相談してみましょう。

 

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おおば歯科クリニック

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