こんにちは！歯科医師の大場です。

今回は歯医者には一見関係なさそうな金属アレルギーについて

お話ししていきたいと思います。

 

金属アレルギーとはよくピアスで耳が痒くなる

ネックレスをしていたら肌が赤くなった

かゆみ

など症状は割とあります。

 

実はピアスやネックレスなどの原因の他に

歯科治療で使われる銀歯が原因になったりするのです！

 

意外と思われるかもしれませんが、割と頻度は多いのです。

まず金属アレルギー自体が日本人の１０人に１人が発症していると言われます。

 

金属アレルギーは金属から溶出したイオンが、体の中のタンパク質と結合し

新たなタンパク質に変化します。

それを自分自身も免疫が異物だと認識し、攻撃することで

アレルギー反応が起こります。

 

金属アレルギーには主に２種類あります

接触性皮膚炎と全身性金属皮膚炎というものです。

ピアスなど触れている部位周辺に症状が出るのは接触性皮膚炎。

歯科での銀歯などが、唾液の中で溶けていき全身に発症するのが全身性のものです。

 

症状がひどい場合は手足に膿が出たり、水膨れができたりもします。

 

せっかく虫歯の治療が終わったと思って、何年かしたら金属アレルギーが出てきた

ということも多くあります。

 

当院ではまず歯単体のことだけ考えても

細菌の侵入も防げ、強度もあり、汚れもつきにくい

金属を使用しない治療も提案させていただきます。

お口の中から金属がなくなるので、見た目もよくなり

金属アレルギーが軽減できる場合があります。

 

金属アレルギーでお悩みの方は１度当院にご相談にいらしてください。

スタッフ一同お待ちしています。

 

坂戸市北坂戸駅より徒歩１２分の歯医者

おおば歯科クリニック

埼玉県坂戸市上吉田２１０−１

おおば歯科クリニック