欠損補綴〜歯を抜いた後の治療法
こんにちは！勤務医の大場 優です！
今回は虫歯などの理由で歯を抜かなくてはいけなくなったとき
そこの部分に食事を取るために歯を何かで作らなくてはいけません。
その治療法についての選択肢について今日はお話ししたいと思います。
まず前提としてやはり自分の歯が１番です！
ただどうしても抜かなくてはいけない時は４つほど選択肢があります。
主に
- 入れ歯
- ブリッジ
- インプラント
- 親知らずの移植
この４つが主に挙げられます。
それぞれの治療法にメリットデメリットがあります。
１ 入れ歯
メリット
治療期間が短い
外科的侵襲がない
デメリット
噛む力が弱い
異物感が大きい
他の歯の負担が大きく、虫歯にもなりやすいので残りの歯の寿命が縮まる（通常の５倍リスクが高まる）
２ ブリッジ
メリット
取り外さないので違和感は少ない
治療期間が短い
デメリット
他の歯を削るのでその歯の寿命が短くなる（通常の４倍リスクが高まる）
噛む力が自分の歯、インプラントに比べ弱い
繋がった歯が入るので、清掃性が悪く虫歯になりやすい
３ インプラント
メリット
噛む力が自分の歯と同等
インプラント単独で済むので、他の歯に負担をかけない
清掃もしやすく、違和感も少ない
デメリット
外科的侵襲がある
治療期間が長い
特定に疾患のある方にはできない
４親知らずの移植
メリット
自分の歯を使うので安心で違和感も少ない
インプラントと一緒で他の歯に負担をかけない
デメリット
治療期間が長い
外科的侵襲が伴う
親知らずがなくてはできない
ここまで歯がない部分の治療法、欠損補綴についての
メリット、デメリットをお話ししました。
ただやはり患者さんごとの残っている歯や歯並びの状況、身体の状況に
よってその人にあった治療の選択肢は変わってきます。
それには適切な診査診断が必要で
その後患者さんごとに治療計画を何パターンか考え
当院ではよく相談させていただき
治療をスタートしていきます。
今現在歯がなくて困っている、抜歯の診断をされ治療法で迷っている方は
１度当院にご相談にいらしてください。