小児歯科について
少子高齢化の時代の波によりお子さんの数がだんだん少なくなってきております。
子供を生み育てるのが難しい時代になってしまったのでしょうか?
日本の国をあげて真剣に考えなければならないところに来ているので
はないでしょうか?
私が歯科医になった頃は歯科医院にまだ子供さんがあふれていた時代でした。
最近では子供さんの数もだいぶ少なくなってきております。
そのような中で、治療がきらい(大人も含めて皆きらいかな?)なお子さんが
おります。中でもあばれてしまうお子さんの場合治療が非常に危険な
状態になります。このようなお子さんの場合は写真にあるようなレストレーナー
という抑制具を使用する場合があります。
写真のお子さん(6歳)はレストレーナーを2回ほど使用しました。
その後の3回は治療に慣れてくれてレストレーナーを使わなくとも
スムーズに治療する事ができました。
ほとんどのお子さんはこのように2,3回でできるようになります。
ただ、県内でこの数年治療中の事故でお子さんが亡くなる痛ましい事故が
あったことも忘れてはならない事も事実です。
その前に虫歯にならないよう歯科医も予防についてもっと啓蒙して
いかなければならないのではないでしょうか...。
2011.3.24 院 長