こんにちは!歯科医師の大場 優です!

 

今回は当院でもよく治療の際に使用するラバーダム防湿というもののお話しをしていきます。

 

まずラバーダム防湿とはどんなものなのか?

 

この緑色のものになります。

口の中は細菌だらけというお話し聞いたことありますか?

お口の中には300〜700種類ぐらいの菌がいて

歯をよく磨く人で1000〜2000億個、全く磨かない人では1兆個の細菌が住み着いていると言われています。

衝撃ですよね、、、、、、、、、こんなにも口の中はバイ菌だらけなのかと

私も最初聞いたときは衝撃でした。

母親のお腹のなかにいる時は無菌状態なのですが

生後何かしらの理由があって口の中に菌が定着してしまいます。

 

ここで本題に戻りますと、以前のブログにも書いたように

虫歯はなぜなるかというと、虫歯の菌が悪さをして歯を溶かしなります。

そう口の中は菌だらけなので、虫歯になりやすい状態になります。

 

そんな環境の中で、我々が歯を削ったり、詰め物をしたり、神経の治療をしても

治療の際に、歯の中に唾液が入ってしまえば、また歯の中に菌が感染してしまうのです。

このラバーダム防湿は、治療中に歯だけが露出してる状態で

唾液が入らない状態、無菌的な状態で治療に臨むことができます。

ここまでお話しさせていただいてお分かりかもしれませんが

コロナ対策でマスクをしているのと同じ意味合いになってきます。

歯科治療も同じで、とにかくバイ菌との戦いになってくるので

どれだけ治療途中にバイ菌が入らないか!治療終わったあとバイ菌が入りにく環境が作れているかが重要になってきます!

このあたりは治療の選択も大事になってくるので、当院では被せ物種類や、治療の際に

こういったラバーダム防湿をする治療を説明させていただきます。

そこで納得していただいて、決断していただいた治療で治療を進めていきます。

またダイレクトボンディングの時にもお話しさせていただいてますが、お口の呼気も遮ることができるので湿度が少ない状態で詰め物もできるので、詰め物の接着強さも向上します。

 

こちらはラテックスのものが多いので、ラテックスアレルギーの方には専用のラバーダムも当院にはあるので安心してご使用いただけます。

 

もしネット等で調べていてこういった治療法が気になるようでしたら1度当院にご相談しにきてください!

 

 

 

おおば歯科クリニック